建設キャリアアップシステムって何?

2019.10.23

<建設キャリアアップシステムとは>

 

今年の4月から建設業界で本格運用が開始されたシステムです。

建設業に従事する技能労働者(技能者)の資格、社会保険加入状況、現場の就業履歴等を建設業界横断的に登録・蓄積する仕組みのことで、国土交通省が中心となり官民一体で検討されました。

 

このシステムは、建設現場を担う技能労働者(技能者)の高齢化や若者の減少といった構造的な課題に対応するため、建設業を支える優秀な担い手を確保・育成を目的としたものです。

 

建設業の特性として、技能労働者(技能者)は、様々な事業者の現場で経験を積んでいくため、個々の技能者の能力が統一的に評価されにくく、現場管理や後進の指導など、一定の経験を積んだ技能者が果たしている役割や能力が処遇に反映されにくい環境にあります。

そこでこのシステムにより個々の技能者が、その有する技能と経験に応じた適正な評価や処遇を受けられる環境を整備するためのものです。

開始5年間ですべての技能者の登録を目標にしています。

 

本システムへの事業者登録、技能者登録承ります。