ヒラメ専門の寄生虫?

2018.09.18

なんでも豆知識(282)HACCP編   

ヒラメ専門の寄生虫?

 

<クドア>

・クドアは、正式には、クドア・セプテンプンクタータ(Kudoa septempunctata) と言います。

・ヒラメに寄生する寄生虫ですが、ヒラメにどうやって侵入するのか、わかっていないようです。

・クドア・セプテンプンクタータが多量(およそ筋肉1グラムあたり クドア胞子数1.0×107を超えるもの)に寄生した

  ヒラメを生で食べると、食後数時間で一過性の下痢やおう吐などの症状が起きます。

  症状は軽度で、速やかに回復します。

・ヒラメを冷凍若しくは加熱すれば、クドア・セプテンプンクタータによる食中毒を防ぐことができますが、ヒラメは、

  新鮮な刺身がおいしいですよね。

・寄生していても、シスト(胞子袋)は、とても小さいので肉眼では見えないため調理段階での予防は、不可能なので

  悩ましいですね。

 

食品衛生法の改正で、すべての食品事業者にHACCPが義務化されます!

飲食営業許可、更新手続、HACCP対応は当事務所に!