食品事故にはアニサキスなど寄生虫も原因になります

2018.09.14

なんでも豆知識(281)HACCP編   

食品事故にはアニサキスなど寄生虫も原因になります

 

<寄生虫>

・最近、アニサキスがなぜか有名になりました。

 食品事故を起こす寄生虫は、アニサキスだけだはありませんが、今回は、アニサキスのご紹介です。

・アニサキス幼虫の寄生した海産魚やイカを生で食べることにより人に寄生します。

 人の胃や腸に寄生し、食後数時間から10時間ほどで強い腹痛が起きます。

 人によっては、じんましんが出る場合もあります。(アレルギー反応) 

・アニサキスは、人の体内では、数日から1週間くらいしか生きられません。

 寄生された場合は、内視鏡で取り除くか、アニサキスが死滅するまで鎮痛剤でしのぐかしかありません。

・予防は、目視で見つけるか、-20°Cで数時間での冷凍、60°C以上での数分間の加熱で死にますが

 酸には強く、酢締めは効果がなのでシメサバが重要な感染源になっているようです。

 

食品衛生法の改正で、すべての食品事業者にHACCPが義務化されます!

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