日本で食中毒患者数の一番多い原因は何ですか?

2018.09.07

なんでも豆知識(276)HACCP編   

日本で食中毒患者数の一番多い原因は何ですか?

→ノロウィルスによる食中毒患者数が一番です。

 

<ノロウィルスの特徴>

・ノロウイルスによる食中毒は、最近の食中毒発生数の20%以上、患者数の約50%を占めます。

・従来はカキなどの二枚貝由来でしたが、最近は食品取扱者を介した2次汚染された食品による食中毒が多い状況です。

・少量で発症するのが特徴です。

・保菌者の手洗い不足、生カキや保菌者による二次汚染されたあらゆる食品が感染源となります。

・ヒトへの影響潜伏期間は、1~2日、突然の吐き気と嘔吐にはじまり激しい下痢

・予防方法は、加熱処理(不活化は85~90℃で90秒以上)、手洗い・洗浄などの一般的衛生管理の徹底です。

 

 

食品衛生法の改正で、すべての食品事業者にHACCPが義務化されます!

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