2018.09.10
なんでも豆知識(277)HACCP編
日本で食中毒事件数が多い原因は何ですか?
→ノロウイルスと拮抗して多い原因がカンピロバクター属菌です。
<カンピロバクター属菌>
・最近の食中毒発生数でノロウイルスと拮抗して多く、毎年5~7月に多く発生する傾向があります。
・家畜、鶏、野鳥などの腸管内に生息し、特に鶏肉の生食、加熱不十分な調理を原因とする食中毒
が多く発生しています。
・食品安全委員会の報告によれば、鶏肉の生食をやめることができれば、カンピロバクター食中毒
の80%を防げるといわれています。
・少量で発症するのが特徴です。
・ヒトへの影響潜伏期間は、2~7日(平均2~3日)、発熱(38°C以下)、腹痛、下痢、まれに血便、
ギラン・バレー症候群発生
・予防方法は、鶏肉類、牛肉などの生食は避け、加熱調理する場合は、中心部を75°Cで1分以上
加熱します。肉専用の調理器具を使用し2次汚染を防ぐようにします。
食品衛生法の改正で、すべての食品事業者にHACCPが義務化されます!
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