2018.03.28
なんでも豆知識(167)契約書編
・必ず書面にしなければならない契約はあるのですか?
→法律で書面での契約を義務付けられている契約があります。
<書面での契約の義務付け>
・契約は、契約自由の原則により、口頭でも成立するというのが原則です。
・しかし、一部の法律で書面での契約を義務付けている契約もあります。
・建設業法、下請法、特定商取引法など書面での契約を義務付けている法律があります。
たとえば、
◇建設業法では、建設工事の請負契約は、書面にて契約することを義務付けています。
◇ソフトウエアの制作契約などで下請法の適用を受ける取引もあり、この場合契約は書面で行わなければなりません。
◇特定商取引法では、事業者と消費者の契約で「クーリング・オフ」の対象となるような取引であれば、契約の際、
法で定められた書面が必要になります。
このように、契約自由の原則の例外として書面での契約を義務付けている場合があります。
<前へ | News&Topics一覧へもどる | 次へ>