日系4世に就労資格検討

2017.07.31

2017年7月31日の読売新聞朝刊に「日系4世に就労資格」という記事が載っていました。

実施時期は、未定のようですが、法務省は、一定の日本語能力などの要件を満たした海外在住の日系4世が日本で就労できる新たな在留制度を導入する方針を固めたとのことでした。

 

<現状の入国管理制度>

・日系4世は、定住資格を持つ親(3世)の扶養を受ける、未成年で未婚の実子で素行善良要件を満たす場合に定住者の資格を得 

 ることができます。(法務省定住者告示6号ハ)

未成年でも義務教育を終了し、就職・自立している場合には、被扶養者にあたらず定住者に該当しません。

 

<新制度案概要>

新制度案概要は、以下のようなものとのことです。

・日系4世に日本への理解や関心を深めてもらい、将来的に日本と現地の日系人社会との懸け 橋になる人材の育成を目的とし

 て、対象年齢を18~30歳に限定し、滞在中は就労が可能な「特定活動」の在留資格を与える。

 というような内容のようです。

 新制度がスタートした場合は、年間1000人程度の受け入れを見込んでいるようです。

 

 外国人の方の在留VISA申請はお任せを!←クリック