相続財産の評価は?

2017.07.13

なんでも豆知識(19)相続関係編

相続財産の価格はどのように決められるの?

→基本的には、その財産の時価で評価することになっています。

 

<相続財産の価格 土地の価格>

相続財産の評価は、時価が基本ですが、国は、「相続税評価基本通達」によって便宜的な評価の方法を定めています。

(宅地の価格評価)

①市街地(路線価が定められている土地)

 ・路線価方式で評価します。

  税務署にある路線価図で確認できます。(国税庁のホームページでも確認できます。)

  宅地の広さ、形状に応じ各種補正率を用いて計算します。

②郊外地(路線価が定められていない土地)

 ・倍率方式で評価します。

  固定資産税評価額×倍率の計算式で評価します。

  固定資産税評価額は、市町村で交付される固定資産税評価証明書で確認できます。  

  倍率は、税務署にある評価倍率表で確認できます。(国税庁のホームページでも確認できます。)