2017.04.07
<豆知識~その18>
外国人は、だれでも日本で自国語の「通訳・翻訳」の仕事ができる?
→就労に制限のない永住者などの在留資格の方は別ですが、日本で「翻訳・通訳」の仕事をする場合は、
一般的に「技術・人文知識・国際業務」の在留資格が必要です。
原則は、3年以上の「通訳・翻訳」実務経験がなければ、在留資格は許可されません。
<実務経験の特例>
①短大卒以上の学歴の方
・本国や日本で大学院、大学、短大を卒業した方は、実務経験がなくても、専攻分野にかかわらず「技術・人文知識・国際業務」
の在留資格を取得し、「翻訳・通訳」の仕事が可能です。
また、4年生の専門学校を卒業して「高度専門士」の方は、大卒と同じ扱いになります。
②専門学校卒業の方
・専門学校卒業の方(専門士)は、専攻で違いがあります。
専門学校で通訳・翻訳を専攻した方は、実務経験がなくても、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格で「翻訳・通訳」
の仕事が可能です。
・通訳・翻訳以外の経理やIT分野などを専攻した専門士の方は、原則通り、3年以上の「翻訳・通訳」の実務経験がなければ、
「技術・人文知識・国際業務」の就労在留資格は許可されません。
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