サービス品質の研究

2015.07.10

 プロフィールにも書きましたが、私は、10年以上前から仲間とサービスの品質を研究する「サービスクオリティ研究会」という研究会を継続しています。研究会の発端は、日本科学技術連盟殿(デミング賞の運営母体)が2001年から2003年の期間限定で設立した産学共同の研究プロジェクトである「サービスクオリティ推進協議会」です。

この協議会は、製造品質世界一の日本が、欧米に負けている(当時)サービス領域の品質を向上させるための施策を研究するプロジェクトでした。
 この協議会に企業から派遣された研究員仲間が協議会解散後も自主研究会として研究を継続しています。(解散後も活動しているのは、私達が所属していた部会だけのようですが)

 現在、私も行政書士、業務改善コンサルタントとして開業しているわけですから、サービス業ですので、自分自身を研究材料として活用できると思っています。
 研究会では、12年間にわたる研究成果を、「サービス品質マネジメント実践羅針盤」というドキュメントにまとめています。これは、経営者、マネージャー、サービス事業を営む自営業などの皆様が、サービス品質の向上を目指すためには、どういう視点で、何をすれば良いのかが鳥瞰的に理解できるような、謂わば、サービス品質維持、向上のための指針、ガイドの役割を目指したものです。機会がありましたらなんらかの形で公表したいと考えています。