2019.09.09
先日、ある企業さんからトレーラーハウスを利用して民泊を始めたいというお問い合わせをいただきました。
トレーラーハウスというのは、一定の場所に定置したキャンピングトレーラーのような体裁のもので、英語では、モービル・ホーム（mobile home）、単にトレーラー（trailer）などと言うようです。
結論から言うとトレーラーハウスで民泊営業は可能です。
トレーラーハウスは、一定の条件を満たせば建物ではなく「車両を利用した工作物」になるので建築確認申請がいらない、固定資産税がかからないなどのメリットがあります。
この場合、法的な営業形態は、旅館業法の許可を取得した「簡易宿所営業」になります。
工作物は、住宅ではないため、いわゆる民泊新法（住宅宿泊事業法）の対象にはなりません。
旅館業法の簡易宿所の要件を満たせば、営業が可能です。
利用できる土地を確保できる方は、検討してみてはいかがでしょうか。
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